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  • 陽路蜂

    観測No.002

    陽が落ちかけた草原でそれに出会った。花々のあいだを静かに進むその姿は自分の信じた光へ向かっているようだった。私はこれを『陽路蜂』と記録する。

    ¥9,500
  • ローズウルフ

    標本No.005

    花言葉

    孤独は私を強くする

    運命に抗う

    ¥8,500
  • 星凪の鯨

    観測No.001

    静かになる時それは現れ空気を揺らしながら泳ぎ消えゆくその姿はまるで黎明の空に星が溶けていくようだった。私はこれを『星凪の鯨』と記録する。

    ¥9,500
  • ローズホース

    標本No.004

    花言葉
    灰-芦毛
    経験と共に磨かれる
    黒-黒毛
    私は何色にも染まらない

    ¥8,500
  • ローズビー

    標本No.003

    花言葉

    幸せを運ぶ

    永遠にあの人に

    ¥8,500
  • ローズキャット

    標本No.001

    花言葉
    赤薔薇
    魂を燃やして
    青薔薇
    奇跡はこの手で
    白/黒
    万物は表裏一体

    ¥8,500
  • 白夜を渡る鯨

    封蝋No.002

    ここでは必ず夜が訪れていました。
    人々は一日の終わりに家へ戻り、灯りを消して眠りにつく。
    それは誰にとっても当たり前のことだったのです。

    けれど、ある日のこと。
    いつもの時刻になっても空は暗くなりませんでした。

    夜が来なかったのです。

    時計の針だけが進み
    人々は眠ることもできず、ただ空を見上げていました。

    「いつも通りではない」
    ただそれだけで心はこんなにも揺らいでしまうのです。

    けれどその中でただ一人、違う想いを抱いた人がいました。

    まばゆい白の光に包まれたその世界で
    彼女ははじめて息がしやすいと感じてしまったのです。

    ずっと「おかしい」のは自分だと
    そう思い続けていたのに。

    世界の誰もが夜の戻りを待つ中で
    彼女だけはその先の白夜の向こうを見つめました。

    戻れなくなるかもしれない。
    それでも「今」選択しなければ

    そう思った彼女は
    白夜の中へと渡っていきました。

    どうかこの手紙が
    立ち止まるあなたのもとへ届きますように。

    ¥8,900
  • 月を望む猫

    封書No.001

    拝啓
    親愛なるあなたへ

    人には優しくあるべきだと
    教えられてきたはずなのに

    その優しさが、誰にも届かないように思えたり
    報われないもののように感じてしまうことはありませんか。

    それでも私は
    あなたの優しさは決して失われるものではないと信じています。

    それは太陽のように強く輝くものではなく
    ただ夜にそっと寄り添う月明かりのように
    静かに、確かに、誰かを照らしているからです。

    気づかれなくても、言葉にされなくても
    その想いは、きっと誰かの心に。

    どうかこの手紙が
    優しいあなたのもとへ届きますように。

    敬具

    ¥8,900
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