一通の観測レポートが届いた。
中に1枚の紙と設計図が同封されていた。
海なのか空なのか
見分けのつかないこの地で、見たことのない生き物に出会った。
澄んだ空気に静かな鈴の音を鳴らしながら玲瓏に漂う。
私はこれを「漂幸海月」と記録する。
体表に描かれた模様は何か…
私にはすずらんのように観察できる。
ひとまず今回の記録を保管庫へ収めることにする。
–記録完了–
追記
幸せは一時、私たちのもとを離れても
少し世界を漂流したのちに舞い戻り
静かに私たちの心を満たすだろう。
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